2017年より福岡を拠点に活動をスタートさせた若手ヒップホップ・グループ“週末CITY PLAY BOYZ”
12.1/SUN. 渋谷のWOMBにて行われたイベントには溢れかえるほどの人が。
まずは、そんな賑わいを見せた週末の渋谷WOMBでのライブをレポート。
― ますはライブイベントお疲れ様でした。すごい人と盛り上がりでしたね。笑
BUGS:お疲れ様でした。超楽しかったです。
福岡だとあのキャパの箱でやれる機会ってまずないので、良い経験になりました。
pen:俺たちだけが地方から来たグループだったんですけど、温かく迎え入れてくれて“音楽が好き”っていう共通の思いがあればそんなの関係ないなって感じましたね。
― 福岡を拠点に活動されていると思いますが、結成秘話を教えて下さい。
BUGS:そもそもみんな同じ大学なんです。
NADOだけ違うんですけど。
bill:大学時代はBUGSが作ったダンスクルーがきっかけで、フリースタイルしたりスケートしたり、服とか映像作って遊んでました。
BUGS:メンバーはみんなダンスやってたんすけど、俺は当時、毎日のようにKANGOLのCasual被ってましたね。笑
NADO:Penと俺は元々友達で、大学5年生の時にcheese cheap shopっていうデザインチームを始めて、そこにBUGSが急にマイク買って、iPhoneのアプリでビート作ってきて。笑
BUGS:それで当時カナダに留学してたbillが福岡に帰ってきて、気づいたら全員リリック書いてたみたいな。そんな感じでゆるく始まった感じです。
― 現在、音楽活動以外にも様々な方面で活動されていますよね?
BUGS:penとNADOで“cheese cheap shop”ってのをやってます。
Tシャツ作ったり、バカやってますね。笑
音楽とファッションのカルチャーって、
すごく近いところにあると思うんですよね
有名なワードでいえば、“パンクファッション”とか。
どういう音楽に触れるかでファッションにも影響が出るって面白いと思うんですよね。
bill:ビートルズの“モッズファッション”、ジミ・ヘンドリックスの“ヒッピーファッション”、
日本で分かりやすいのだと、安室奈美恵さんの“アムラー”とかね。
BUGS:音楽から入って、その人のスタイルにも良さを感じて、取り入れるみたいな。
逆にファッションから入る場合もあると思うんですよね。
音楽フェスとかでもアパレルのお店多いし、アパレルブランドが主催の音楽フェスもありますよね。
pen:それこそ “cheese cheap shop”の服見て、俺たちの音楽聞いてくれてって事もあるし。
やっぱ音楽とファッションって結びつきは深いと思いますね。
― KANGOLのお気に入りのアイテムを教えて下さい。
BUGS:KANGOLの代表作504は外せませんね。
この色めっちゃ好きです。笑
bill:ファーでカモ柄でこの形ってKANGOLしかないですよ。笑
そこが人と被らなくて好きです。
あと、めっちゃあったかいんです。笑
pen:トラッパーは、耳の部分おろしたり上げたり色んな被り方が出来るのが好きです。
あと、めっちゃあったかいです。
bill:笑
NADO:これベレー帽なんですけど、あえてこういうハンチング?キャスケット?みたいな被り方をして、自分らしく被るのが好きです。
あとこの色が好きです!
― 自分流のKANGOLスタイルってありますか?
BUGS:KANGOLって聞くと、LL COOL Jが一瞬で浮かびますね。
だから大学時代はやっぱhatでしょ!って思って被ってました。笑
最近は、ハンチングが好きですね。
おじさんっぽいハンチングを今どきっぽく着る感じで。
pen:KANGOLは映画ですかね。
Jackie BrownのPam GrierとSamuel L Jacksonが理想です。
KANGOLの帽子をあんな格好良く被りたいですね。
程遠いけど。。
― リリースされたアルバムの中の“FOUND”のMV拝見しました。
曲はもちろんですが、個性的なファッションがとても素敵でした。
bill:特に意識したことはないけど、好きな色の組み合わせで服を選びました。
NADO:この日に届いたGOLFを着ました。
あとは、cheese cheap shopとpenくんのやつ。
pen:俺もこの日届いたGOLFを着ました。またMV前にpaypalで買おうと思います。
bill:paypal。笑(小声)
BUGS:そう!ほぼGOLFの19ss!笑
たまたまローチンの日にみんなで呑んでてノリで買ったんすよね。笑
みんな色味にはうるさいですね。
あとは、帽子着用率も高いかな。
みんな元々帽子がすごい好きなんで。
― 最後に、週末CITY PLAY BOYZとしての活動の定義ってありますか?
音楽だけにとどまらず、色んなことに挑戦したいですね
BUGS:そして、やりたい事をやりたい時にやる。
今それが音楽だったりアパレルだったりっていうだけで、他にやりたい事が出来ればそれもやるみたいな。
NADO:billは最近、写真を撮るようになったよな
bill:pen君がWINDandSEAとコラボした時のlook撮影からだね。
元々写真を撮るのは好きだったけど、メンバーがあまりに褒めてくれるからメンバーがモデルする時は俺が撮りたいと思うようになりましたね。
こいつらのかっこいいは俺が一番よく知ってるんで!笑
pen:BUGSは、週末以外にも“Mellow Fellow Botanica”っていうビートメイク集団の主宰もやったりしてます。
各メンバーがやりたいとか、面白いって思ったことやってますね。
BUGS:そうですね。それは今後も変わらないと思いますね。
-RELEASE-
『Tonight.』
TRACK LIST
1. set out
2. day & night
3. cheap
4. if you only live once
5. freezin
6. ROOM [Prod. TOSHIKI HAYASHI(%C)]
7. You & Me feat. Calli Stephus [Prod. TSUBAME]
8. FOUND
9. neon light
10. Thursday after morning [Prod. chop the onion]
11. i feel i better feat. Calli Stephus
12. love beans
13. FIN
『FOUND』
「若さ」と「衝動」が詰まった本作には、OMAKE CLUB所属のトラックメイカー:TSUBAME(TOKYO HEALTH CLUB)、TOSHIKI HAYASHI(%C)、chop the onionも楽曲を提供。
心地よく、つい体を揺らしてしまいたくなるようなサウンドと、グループの色が全面に出たファッションにも注目。
PROFILE
“週末CITY PLAY BOYZ”
BUGS、pen public、north NADO、billからなる九州出身の4人組HIP HOPグループ。
「マンホールを踏んだら失恋する」
「ディッキーズは二回折り半が丁度いい」
そんな細かくて繊細なことを忠実に守る、真面目で女の子に優しい。
金曜日のたそがれ時に少し贅沢なエッセンスを。
音楽だけに留まらず、デザイン・チーム「cheese cheap shop」としても活動し、アパレル/デザイン/ラップ/ビート・メイキングまでフォローする若きクリエーター集団としての顔を持ち、大手アパレル会社とのタイアップや、雑誌掲載、代官山TSUTAYAにてポップアップショップを開くなど、音楽のみならず幅広く活躍している。
Member
BUGS
リーダー・プロデューサー・ビートメーカー・ラッパー
bill
ラッパー・フォトグラファー
pen public
ラッパー・クリエイティブエンターテイナー
north NADO
ラッパー・DJ・グラフィックデザイナー
Member着用アイテム
BUGS:Wool 504
bill:Faux Fur Casual
pen public:Wool Ushanka
north NADO:Wool Jax Beret
(撮影協力)
JAZZY SPORT MUSIC SHOP
JAZZY SPORTのキャッチコピーは、
「音楽とスポーツをこよなく愛する集団」
取り扱うジャンルはヒップホップやジャズ、ソウル、R&B、ハウスやワールドなど。
レコードだけではなくアパレルグッズなど幅広く展開し、音楽だけにとどまらず様々なカルチャーを発信している。
〒153-0053 東京都目黒区五本木3-17-7
TEL:03-6452-3916
営業時間:14:00~21:00