~憧れだった“KANGOL”で働きながら音楽の夢を追いかけるアーティスト“KAON”に迫る~
1980年代、世界的有名なHIPHOPアーティストRUN DMCやLL COOL Jが愛用していた事で、
一気に音楽シーンに名をとどろかし、HIPHOPファッションのマストアイテムとして君臨した「KANGOL」。
今回は、KANGOLともつながりの深い「MUSIC(音楽)」にフォーカスして、
KANGOL HEADWEARのSTAFFとして働きながら、
アーティスト”SEAN RONNE”として活動しているKAONのライフスタイルを聞いてみた。
2019年6月、地元の昔からの仲間、
EDA、DJ Sunflower、Y GREEN、そしてSEAN RONNEの名義で活動しているKAONの4人が集結し、
レーベル「BIG CHEEZ FM」を結成した。
それぞれの得意分野を生かしながら、自身の経験や思いをリリックにのせ、表現者として日々奮闘している。
KAON-地元の三重で音楽のイベントがあると聞いて、チャリを飛ばして一人で見に行き、
その時、今もお世話になっている先輩が声をかけてくれて、「お前もステージ上がってみるか?」って誘ってくださったのがきかっけで、
高校1年で初めてマイクを握って、ステージに上がらせてもらいました。
好きなジャンルは、幼少期から両親が日頃から聞いていた「レゲエ」。
KAON-学生時代は、特にジャパニーズレゲエを聞いてました。挙げ出したらキリがないですが、「TAKING OVER CREW」 や
「88POSSE」からレコードやカセットテープを掘り下げて90年代のジャパニーズレゲエの音源に影響を受けました。
レゲエ好きが高じて、21歳であこがれのレゲエの聖地、「ジャマイカ」にも訪れたという。
KAON-念願叶って訪れたジャマイカは、自分が想像していた以上に刺激のある国でした
音楽もそうでしたが、特に衝撃的だったのは、「ファッション」です。
子供から大人まで、とにかくおしゃれ。印象的だったのは、ジャマイカのダンスイベントでひと際目立っていたおじさんのスタイルです。
カラフルな色の服にKANGOLのハンチングを被っていて。今思うと、KANGOLで働いてるのは、おじさんの影響もあるかもしれません。笑
帰国後、ジャマイカで経験した事を生かしながら、自分のマストアイテムである「帽子」を取り扱うショップで働きたいと思い、
まずはKANGOLの系列店である「OVERRIDE」に入社。
KAON-僕はやりたい事はすぐに実行したいタイプなので、「OVERRIDE明治通り店」に行って、
スタッフの方に「ここで働かせてください」って店頭でお願いしました。
スタッフの方もビックリしたと思います。笑
音楽活動もしていきたかったので、面接時に伝えました。
落ちるかなーと思っていましたが、採用していただき、今ではKANGOLのスタッフはもちろん、
会社で関わってくださる方々、みんなが応援してくださって、本当に感謝しています。
「OVERRIDE」で勤務後、「KANGOL HEADWEAR店」に異動して、どうでしたか?
KAON-若い時は、お金もなくて、手が出せなかったあこがれのブランドのスタッフとして働けるなんて、夢にも思いませんでした。
今は大好きなKANGOLのヘッドウェアに囲まれながら、楽しく働かせてもらってます。
日本国内外からのお客様も来店されるので、KANGOLを被りこなせるカッコイイスタッフを目標に頑張っています。笑
KANGOLで働きだしたのをきっかけに、プライベートでもKANGOLを愛用しているそうですが、
KAONさんの今季のおススメアイテムを教えてください。
KAON-僕の今期オススメアイテムは、Tie Dyeシリーズです。
KAON-キャップは形としては、普通のシックスパネルのキャップなんですけど、
トレンドのタイダイ染めされた、今季ならではのアイテムですね。
後染めで、ひとつひとつ柄の出方に個体差があるので、選ぶ楽しみもありますね。
KAON-同じタイダイ染めで、バケットハットも出てるんですよ。
キャップもそうですけど、バケットハットは定番ですし、ずっと人気があって、被り心地も安心感あるんですよね。
使い古してクタクタになってくると、更に味がでてきますし、それが今から楽しみですね。
アーティストとしても販売員としても、「出会ったすべての人に感謝する」事を心がけているKAON。
今後の活躍にも期待したい。
【Information】
KAON改め「SEAN RONNE」が4月New Single「Uh huh」をリリース。
ラッパーとしてだけでなく、最近始めたというビートメイカーとしても参加している。
最新情報や今後の活動はオフィシャルインスタグラム(@sean_ronne.bc)をチェックしてください。
インタビューの模様はYouTubeでも配信中!ぜひご覧ください。