今回はKANGOLの歴史のスタートでもあるベレーについて徹底解説していきます。
【歴史】
ハンチングの“504”やベル型ハットの“Casual”のイメージが強いKANGOLですが、 設立された当初は、ベレー帽を製造・販売するブランドでした。
その後、第二次世界大戦で 大英帝国陸軍の軍人が被るベレー帽のブランドとして 名が知れ渡っていきました。
Monty (1938年)
その中でも英雄と呼ばれた将軍バーナード・モンゴメリーが愛用していたことで、 さらに有名になり、彼の愛称である「Monty(モンティー)」を付けて 「Monty Beret」と1942年に名付けられました。
オリンピック開会式に採用 (1948年)
オリンピック開会式に英国チーム全員がKANGOLのベレー帽を被りました。
Mary Quantとのコラボレーションを発表。 (1966年)
デザイナー:Mary Quantの名前が付いたベレー帽シリーズを展開。
【型】
KANGOLの代表的なベレーの型を紹介します。
WOOL MONTY
「KANGOLを代表するミルスペックベレー」
縮絨ウール素材のベレー。左横にKANGOLロゴが刺繍で入ります。 精巧な陸軍元帥帽よりも兵士のベレー帽を好んで着用していたモンゴメリー陸軍元帥に 敬意を表してMonty Beret(モンティ ベレー)と改名されました。
Beyonce カスタム (2018年)
2018 年、コーチェラでのビヨンセのパフォーマンスでは バックダンサーたちが、「MONTY BERET」のカスタム ラインをかぶりました。 ビヨンセのスタイリング チームとカンゴールが共同で制作。
WOOL BIG MONTY
「KANGOLを代表するMONTY BERETのBIGシルエット」
フロントにカンガルーのロゴ刺繍が入る縮絨ウール素材のベレー。 多くの人に愛されるMONTY BERETをビッグシルエットにカスタマイズ。 幅約29cmと普通のベレー帽よりも少しゆったりしたデザインは、 トップを斜めや横に倒して着用するスタイルがお勧め。
MODELAINE BERET
「ルーツ・オブ・KANGOLベレー」
縮絨ウール素材のベレー。かぶったとき右横にKANGOLロゴが刺繍で入ります。 ベレーから創業したカンゴールの伝統的なシルエットを持つアイテム。 1938年から変わらない製法で作られているのがこのモデラインベレーです。 右にロゴがあるのは、フランス軍にちなんでいて、フランス軍は左に倒して かぶるからと言われています。
WOOL JAX BERET
「個性的なフォルムでキュートなベレー」
縮絨ウール素材のベレー。フロントにカンガルーロゴが刺繍で入ります。 ジャックスベレーは8枚パネルの様な凹凸でかたどられたユニークなデザインが特徴。
「JAX」=「ジャクソン」
ジャックスベレーは、スピットファイア帽を後ろ向きにかぶった姿で有名な アメリカの俳優サミュエル・L・ジャクソンにちなんで「ジャックス」と名付けられました。 スピットファイアからバイザーが取り除かれたのがこの商品です。
ここまでご紹介したベレーですが、これらは「縮絨ウール」だけでなく 「トロピック」や「バミューダ」などの春夏向け素材もあります。 さらに色やサイズも豊富に展開。
KANGOLではさまざまなベレーをご用意しております。 ぜひ自分なりのベレーのかぶり方をお楽しみください。